山本順一『「明日のハナコ」事件を通して分かる、この国の「演劇」教育のレベル』

2022年10月28日/ 備忘録:読んだ&読みたい本たち

『みんなの図書館』2022年9月号に大変気になる文章があり、滞っていたブログ更新をいそいそと再開する。

今回とりあげるのは
図書館問題研究会編集の雑誌から、
山本順一連載「図書館の生態系」18回目である。
副題は「政治、強者にひざまずく福井県の演劇教育」。
辛辣。すごい。

10月23日昼に観た舞台「明日のハナコ in 沖縄」に関連した記事だ!
おお!タイムリー!

『明日のハナコ』については、
「3分でわかる『明日のハナコ』の基礎知識」
これまでの経緯をやさしく解説しています。


さて。山本氏の雑誌記事。
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‘図書館員、住民、研究者を主な構成員とする’
トモンケン(図書館問題研究会)は、

「明日のハナコ」を抹殺する
‘(事後)閲覧(censorship)’
を行った‘演劇教育’の意義を知らない
福井県(高校文化連盟演劇部会)の振る舞いは、
「(世界人権規約や日本国)憲法で保証される表現の自由を前提とした、知る自由の保障をもっとも重要な任務とする私たち図書館に関わるものにとって」とても「看過できません」
との見識を明らかにしている。

注28:「福井県の高校演劇から表現の自由を失わせないための『明日のハナコ』上演実行委員会」の福井県高校文化連盟演劇部会への要求に賛同します
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ほほう。
しかし山本氏は「ハナコ事件」と連続して書いている。
このネーミングはよろしくない。
「ハナコ」事件ではなく、「福井県原発忖度」事件 にしていただけないものか。

この件は、見識をもっと深めてからアップするべきだろうか。
いや、このブログは備忘録だ。
忘れないように書く。




Posted by なかほどちびた at 23:54│Comments(0)
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