『ベルリンうわの空』

2021年09月13日/ 備忘録:読んだ&読みたい本たち

読んだ本&読みたい本を
忘れないように。
備忘録。

『ベルリンうわの空』
香山哲 著
『ベルリンうわの空』


マンガ、大好きっ!!
寝る間も惜しんで読むのは、やはりマンガなのである。
子どもの頃マンガ家にもなりたかったな…。

家に増えていく単行本を前に途方に暮れる。
近頃はもっぱらデジタルも活用しておりますが、
如何せんアナログ時代の人間でありまして。
好きなマンガ家の作品は紙で読みたい。
もちろん図書館で借りるのも手です。

この本はなんだかそんな私をも包んでくれる
懐の深い作品です。

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(帯 一部引用)
ここもしかしたら最高の街なんじゃない!?
各所でじわじわ話題沸騰中の不可思議ドイツ移住記第1章!
宝島社「このマンガがすごい!2021」オトコ編 第10位!
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(あとがき 一部引用)
<中略>特に産業革命以降、何かを経営する人たちは、動かせる資産の多さや稼ぐ効率の良さ、市場独占力の強さや法律との駆け引きなど、激しい競争を命がけでやってきた。いつしか普通に働く人たちも、自分たちの人材としての市場価値を競争させ、高い稼ぎを目指す人が増えた。それでも、弱肉強食のルールを望まない人たちの生き方が守られていたり、すべての人にフェアな世の中であろうとする社会が自分は好きなのだと思う。

そういう街は「損得や競争は重要であると同時に、人間社会のほんの一部でしかない」ときちんと表明してくれている。
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ところで、図書館によってはマンガ購入の壁が高い館もある。
大切な財源を「マンガなんかに」使うとはなにごとだ!
と、言ってくる方がいるとかいないとか。
その人は何時代の人かね。

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『ベルリンうわの空』
香山哲 著
イースト・プレス(2020.1)
978-4-7816-1849-4

『ベルリンうわの空 ウンターグルンド』
著者、出版社 同上(2020.10)
978-4-7816-1927-9
(726.1/カ)

生きやすい街を求めて。ドイツ移住の日々を描く香山哲さん「ベルリンうわの空」インタビュー;好書好日 心をやすめる本




Posted by なかほどちびた at 08:30│Comments(0)
 
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